大阪デジタルコンテンツファンドとは?


設立の背景

映像・ゲーム・アニメなどのデジタルコンテンツは今後有望な新成長産業です。 わが国のコンテンツ産業は、東京圏で集積が見られ数多くのコンテンツファンドが組成されるなど活発化していますが、一方で大阪をはじめとする関西圏にもデジタルコンテンツ関連の人材育成機関やユニークなコンテンツ制作企業は数多く集積しております。
しかしながら、関西圏では販路・流通ネットワークや資金調達などの産業基盤が不足しているため、その優れた人材や企業が能力を発揮し難い状況にあるといえます。こうした問題意識のなか、JAICシードキャピタル株式会社では、関西圏をはじめ日本全体のコンテンツ業界の発展の一助となるべく、中小企業基盤整備機構や大阪府、そして民間企業有志との共同により、本ファンドを設立しました。

大阪デジタルコンテンツファンドとは?

関西圏をはじめとする日本全国のデジタルコンテンツ産業振興を、「大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会」と連携しながら、資金面で支える制作企業支援型ファンドです。匿名組合契約による投資(制作プロジェクトへの投資)を原則としていますが、多様な資金ニーズに対応できるよう、株式・社債等への投資や融資も可能です。

ファンド概要

ファンド名 大阪JSEEDデジタルコンテンツ育成投資事業有限責任組合
(通称:大阪デジタルコンテンツファンド)
設立 2006年3月27日
ファンド規模 6億円
ファンド期間 約7年(2013年12月31日まで)
投資対象 大阪府等関西圏をはじめとする全国のデジタルコンテンツ制作プロジェクト及びその制作企業
(ただし、@大阪府内における事業(制作プロジェクト)に60百万円以上を投資すること、A投資総額の70%以上を日本国内に本店を置く中小制作会社又はその新設会社に投資又は融資することを条件としています)
投資規模 1件あたり最大1億円までを上限とします
投資分野 @映像系コンテンツ(実写映像、アニメなど)
Aゲーム系コンテンツ(携帯、PCなど)
B科学・ビジネスソフトウェア・教育ソフトウェアなど
無限責任組合員 JAICシードキャピタル株式会社
有限責任組合員 大阪府、独立行政法人中小企業基盤整備機構、(株)デジタルスケープ、(株)レイ、(株)山アビル、日本アジア投資(株)ほか
ファンド形態 投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づいた組合であるため、出資者は投下資本の全部又は一部を回収することができなくなるリスクがあります。

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